不満を解決!初心者でも作れる理想の本棚!!

安い大量生産の本棚に不満がある。その理由は次のとおりだ!

  • 安っぽい
  • 強度がない
  • ちょうどよいサイズがない

あなたも同じような不満があるのではないか?

子供がいるサラリーマン家庭において、費用は切実な問題だ。本棚のために何万円もお金を支払う余裕はない。だからコストを優先する。

品位や性能は我慢するしかない。

しかし、本当にそれでよいのだろうか?

あなたもお金があればオーダーメイドの本棚がほしいはずだ。

「欲しいけど、やっぱりお金が・・・」

あきらめるな!理想の本棚は手に入る!!

そうだ、DIYだ。

必要なのは「あなたのやる気」と「時間」だけだ!

これはわたしが作成した本棚だ。これで材料費合計が4万円くらいだ。

つまり棚一列分は2万円あれば十分に作れるということだ!

壁面収納
壁面収納

そこで本棚作成にかんして、設計から組み立てまで解説する。

絵や写真も用意したので参考にしてほしい。

では、作り方を見ていこう。

1.サイズを決める

1-1.中に入れるモノを決める

理想の本棚を作るための最初にすべきことは、何を入れるかを決めることだ。

中に入れるモノが決まれば、それに合わせた最適なサイズが導き出せる。市販品は全体最適で作るため、必ず無駄なスペースができてしまうのだ。

本はつぎの資料を参考にしてほしい。

本のサイズ
本のサイズ

例:中に入れるモノ

  • マンガ本(小B6判):奥行き112mm × 高さ174mm
  • 雑誌(B5判):奥行き182mm × 高さ257mm
  • 雑誌(A4判):奥行き210mm × 高さ297mm
  • :幅140mm × 奥行き280mm × 高さ63mm

1-2.設置場所の寸法を調べる

中に入れるモノが決まったら、棚を設置する場所の寸法を測定する。

今回は窓の左側に棚を作る。

例:設置場所の測定

設置場所
設置場所

1-3.棚の外形サイズを決める

外形サイズとは棚の幅、奥行き、高さのことだ。これは中に入れるモノ・設置する場所から決まる。

  • 幅と高さ:設置する場所で決まる。隙間を5mm取ることにする。
    注意点は巾木の寸法を忘れずに考慮することだ
  • 奥行き:中に入れるモノの内、最もサイズの大きいもので決まる。

例:棚の外形サイズ

  • 幅:491 – 8 – 5 = 478mm・・・設置場所の幅から巾木と隙間をひいた値
  • 奥行き:280 + 5 = 285mm・・・箱の奥行きに空間をたした値
  • 高さ:1917 – 5 = 1912mm・・・設置場所の高さから隙間をひいた値

1-4.棚の内寸を決める

内寸を決めるためにはつぎの3つの条件が必要だ。

  1. 板の厚み
  2. ハカマの有無
  3. 棚の構成(1段 or 2段)

1.板の厚み

材料によるが、初心者はパイン集成材から選ぶのがよい。表面加工されており、反りも少なく扱いやすい。

18mmあれば強度は問題ない。もし、棚の幅が広く、重量物を入れるのであれば25mmを選ぼう。

2:ハカマの有無

写真を見ると分かるだろう。この部分だ。

棚の下段を少し床から離すことで、本などが汚れるの防ぐ役割がある。また、あとで説明するが、棚の寸法をこのハカマで調整することが可能だ。見た目もよくなる。

ハカマ
ハカマ

3:棚の構成(1段 or 2段)

ホームセンターに置いてあるパイン集成材は最長1820mmだ。
(※Pro用のお店だともっと長いものもある)

天井まで届く棚を作る場合、長さが足りない。この場合、棚を上段・下段に分けて作る必要がある。

なお、仮に1820mm以上の板材があったとしても、2段に分けて作成することをすすめる。理由は3つだ。

  1. 運搬するときに長すぎて車に入らない可能性がある
  2. 作る時に広い作業スペースが必要になる
  3. 組み立て作業が困難

例:棚の内寸
条件:板厚18mm、ハカマあり、2段構成

内寸の設計値
内寸の設計値

2.図面を作成する

寸法が決まったら図面を描こう。手書きでもOKだ。

例:棚の図面

棚の図面

例:木取り図

下の図面は「木取り図」と呼ばれる。1枚の大きな板(サブロク板)から、各板を効率よく切り出すために描く。

木取り図

3.材料を購入する

ホームセンターで材料を購入する。棚の材料はホームセンターでカットしてもらう。

詳しくはこちらを確認してほしい。

例:材料リスト

その他、必要な材料はこちらを確認ください。

材料費
材料リスト

4.材料を加工する

4-1.道具の用意

まずは必要な道具を確認しておく。

  • 巻き尺
  • ドリルドライバ
  • ビット(プラス、M2ドリル、M5ドリル)
  • 金槌(かなづち)
  • 木槌(きづち)
  • 木工ボンド
  • 雑巾
  • 水(濡れた雑巾でボンドをふき取るため)
  • さしがね(L字の物差し)
  • 紙やすり(#240、#400、#800)
  • 刷毛

4-2.木材にケガキ

側板に目印となる線を引く。

つぎのような手順で引くと誤差が少ない。

  1. 片側にしマーキングをする。
  2. 反対の板を沿えて1のマーキングを写す
  3. 板を入れ替えて、マーキング同士を線で結ぶ
線の引き方
線の引き方

4-3.側板に穴をあける

ビスを打つ箇所に穴をあけておく。端から50mmくらいはなれたところに目印をつけて、ドライバドリルで穴をあける。穴のサイズはM5。

側板の穴あけ
側板の穴あけ

5.組み立てる

片方の側板に棚板を取り付ける。つぎに反対の側板を取り付ける。最後にハカマを取りつける。

5-1.棚板を取りつける

天面の棚板から取りつけを始める。

まず、棚板と側板を合わせたら、棚板にドライバドリルでM2の下穴をあける。下穴をあけずにビスを締めると板が割れてしまう可能性がある。

したがって、下穴は必ずあける!

下穴をあけたら、側板の小口にボンドを塗る。

もう一度、棚板と側板の位置をあわせて、ネジを締める。

全ての棚板をつけたら、反対側の側板を取りつける。

棚板の取り付け
棚板の取り付け

5-2.ハカマを取りつける

ハカマの小口にボンドをつけて、10mmくらい奥まったところに差し込む。かたいときは木槌を使って叩き込む。固定は側面からビスを打てばよい。

写真は隠しクギを使って固定しているが、普段あまりDIYをしない人は必ずしも必要ではない。(使う機会がないのでもったいない)

なお、上段はハカマがないので、この工程は不要だ。

ハカマ 隠し釘
ハカマ 隠し釘

6.塗装する

6-1.ヤスリをかける

#240⇒#400の順番に全体をヤスリ掛けする。

かなり時間がかかる作業で大変だが頑張ろう!

6-2.塗装する

続いて塗装を行う。使う材料がパイン集成材であれば、木目を強調できるオイルステインがおすすめだ。

本棚を逆さにして、裏側から塗装を始める。

小さい面から順に塗っていくのがポイントだ。

6-3.再度ヤスリをかける

塗装が乾いたら#800でもう一度ヤスリをかける。

6-4.再度塗装する

仕上げにもう一度塗装する。

注意:背板も忘れないように塗装をしよう。ヤスリがけも忘れずに!

7.背板を取りつける

最後に背板を取りつけて完成だ。

釘を各棚板に3本打ち込む。端と中央だ。

8.棚を設置する

上下の棚を金具で固定すれば完成だ。

棚の側面 金具
棚の側面 金具

まとめ

本棚作成の手順をもう一度確認する。

  1. サイズを決める
  2. 図面を作成する
  3. 材料を購入する
  4. 材料を加工する
  5. 組み立てる
  6. 塗装する
  7. 背板を取りつける
  8. 棚を設置する

以上が作業の流れになるのだが、条件としてカットされた木材が図面どおりにできあっがていることを忘れてはならない。

すなわち

必ず木材はホームセンターでカットしてもらう!

これが成功の秘訣だ。

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